大学の授業やイベント等でプレゼンした後、「そのスライド、どうやってつくってますか?」と質問いただくことが増えてきました。ノンデザイナーなりに工夫して、シンプルで見やすく、なおかつストーリーのある楽しいスライドを目指してます。
SNSに投稿したら好評だったので、簡単なレシピとラフをつくるためのフォーマットを公開します。何かのお役にたてば嬉しいです!
普段、こんな感じのスライドをつくっています。プレゼンテーションは「スライド」以外にも「発表者(=この場合は自分)」というメディアが2つ存在するので、両者が補完しあうように設計するのがポイント。わたしの場合、「スライド」はYouTube動画に登場するテロップや効果音のような役目をするようにつくっています。 ※本サイトでは、他にもスライドを公開しています。
いきなりスライドをつくりはじめるのはNG! 要件整理が大切です。簡単でいいので企画書のようなものをつくります。以下は実際につくった講座の企画メモ。
要件整理ができたら、今度は構成案(プロットと呼んでもいいかも)をつくっていきます。書籍の目次のように章立てをして、具体的な中身のイメージを箇条書きにしていくのがおすすめ。必要な時間も合わせて書いていくと全体の流れが見やすいです。
まだまだスライドソフトは使いません! 構成ができたら、次は手書きでラフ案をつくってみます。書いてみるといらないページがあったり、ボリュームが必要な箇所がわかったりと発見が多いもの。つまずいたら構成から見直します。この工程をしっかり踏んでおくと、スライドづくりがサクサクすすみますよ〜。※ページの最後にフォーマットもアップロードしておきます。
ここでようやくスライド作成ソフトの登場です! ラフ案をみながらスライドに落とし込んでいきます。KenoteやPowerPointもいいけれど、わたしはGoogleスライドを使っています。無料だし、ひとと共有しやすいし、何より機能がシンプルなので凝りすぎない(=時間をかけすぎない)でつくれるところがよいところ。
以上でスライドは完成です! スライドが完成したら、一度でもいいからちゃんとリハーサルをしましょう。時間どおりにいくかどうか測りながらやるとプレゼンのクオリティがぐっとあがりますよ。
ラフ案を書くときの枠、印刷したほうが楽なのでフォーマットをつくっています。簡単なものですがよかったらどうぞ!