クロスプレイ東松山のトークイベントにゲスト参加

お知らせ イベント出演 クロスプレイ東松山のトークイベントにゲスト参加

日記 - 2024.1.25

2024年2月11日、高齢者施設にアーティストが滞在し、作品制作をするユニークなプロジェクト「クロスプレイ東松山」。その活動報告を兼ねたトークイベントに、きてん企画室代表でマガジンハウス〈こここ〉編集長の中田一会がゲストとして参加します。

埼玉県東松山市に所在する高齢者福祉施設「デイサービス楽らく」。この施設に文化活動家・アサダワタルさんが通い、滞在し、みんなで歌う楽曲を書きおろしました。そしていまや毎日のように歌われているという歌『また明日も楽らくで』がこのたび、施設前の小さな時計台から流れるように音源が設置されるそうです。

その楽曲完成&音源設置記念で、ミュージックビデオを上映したり、プロセス紹介のトークイベントが展開されるとのこと。そして他にもさまざまなアーティストが通い、過ごし、高齢者の方々と交流しているプロジェクト全体の報告会も開催されます。

ゲストとして、長津結一郎さん(九州大学大学院芸術工学研究院 准教授)、岡村幸宣さん(原爆の図丸木美術館 学芸員)、クロスプレイ東松山企画チームの武田奈都子さん・藤原顕太さん・武田知也さんも出演予定。中田もその場でお話を聞く役を担当します。

高齢の人が過ごす場と、創作の場はどんな形で交わり、何が生まれているのでしょうか。ぜひ一緒にのぞいてみませんか。

クロスプレイ東松山 アサダワタルプロジェクト「また明日も 歌ったような」

高齢者福祉施設「デイサービス楽らく」にアーティストが滞在し、リサーチや作品制作を通して文化的な交流を重ねるプロジェクト「クロスプレイ東松山」。文化活動家のアサダワタルは2022年から断続的にデイサービス楽らくを訪問し、音楽を軸に、利用者や職員、時には地域の小学生たちと、多様な接点を作ってきました。その関わりから、アサダは今年度に2つの楽曲を書き下ろし、生まれた歌は、今や毎日のように利用者とスタッフによって歌われています。

本プロジェクトでは、内1曲の『また明日も楽らくで』をデイサービス利用者と地域の小学生が歌い手となって収録し、施設前の小さな時計台から流れるように音源を設置します。施設にとってのテーマソングともいえる本曲を、子どもたちの登下校に合わせて流す仕掛けにすることで、地域の時報のような役割を果たすと共に、地域と施設の接点をつくることを試みます。

楽曲完成および時計台への音源の設置を記念し、『また明日も楽らくで』(ディレクション・編集:アサダワタル)のミュージックビデオの完成披露と共に、本プロジェクトのプロセスを紹介します。
またあわせてクロスプレイ東松山の活動報告とクロストークを開催。福祉の現場で、いかなる交流が生まれ、そしてケアとどのようにつながっているかを、多様なゲストと共に語り合います。

イベント概要

>詳細やイベントお申込みは公式ページからご確認ください

きてん企画室

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株式会きてん企画室

“機転をきかせて起点をつくる” 千葉のちいさな企画事務所。
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